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(無題)

 投稿者:40育児休暇男  投稿日:2010年 5月 3日(月)19時12分53秒
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  サカボウ氏へ 元気で登っていますか
美しい季節になりましたね。昨の久々の山行で全身筋肉痛になり、GW中に事務所にいますが仕事する気にならない。ふと貴兄のHPを読みふけっておりました

ではサカボウ調でサンコウ記なぞを

40育児休暇男山岳劇場 「それぞれの人生それぞれの山」
友人が精神的不調を理由に会社を退職した。今年40になった私は33の彼に「おまえならいくらでもやりなおしは出来るさ」と云った。彼に対してわたしがしてあげられることは1つしかない、幸いGWに突入し嫁子供は実家へ。「気晴らしに山へいかないか?」とは果たしてどれくらい彼の為を思ってか甚だ疑わしい。かくして6年のブランクを経て谷川へ行くことにした。コースは、彼は以前から「幽の沢の隣奥の沢が見たい」と言っていたので堅炭尾根に行くことにした。白が門の駐車場スタート、湯檜曽川本流沿いで芝倉沢出合へ、暫く本谷を歩き堅炭尾根へ一の倉岳経由谷川本峰ー西黒か天神尾根下降という予定。漠然と4時頃下山という感じて歩き始めたが6年のブランクにはやはり少々きつ過ぎ、かつ彼の体調不良で国境稜線の一般道に抜けたのは午後2時だった。彼は両足と股関節の痛みを訴え、スピードが出ない。過去の谷川国境稜線遭難記録が脳裏をよぎる。最悪でも肩の小屋まで辿り着ければビバークは可能だな、、とか、今日の装備にツエルトを入れなかったことを悔やんだりとか、自分一人でザック担架で彼を背負うことはこの場では不可能、肩の小屋に救助活動の経験がある人間がいる確立は低いだろう、とか色々考えながら歩いた、幸い彼はガッツを見せ無事肩の小屋に到着、午後5時。小屋の中では群馬岳連のオヤジ達が酒を飲みながらクダをまいていた。ここで泊まるか?と聞いたが彼は大丈夫降りられるという。相当痛いだろうにと思われる痛みを我慢してよく言った彼を私は見直した。肩の小屋をスタートしたのは午後6時を回っていたと思う。夜間の西黒尾根下降は今の状態ではリスクが高すぎると判断、天神平スキー場を目指す。出来ればヘッドランプ点灯時までに森林限界まで到達したいと思ったが尾根の途中でヘッドランプ点灯したがハイカーの踏み跡と無風快晴の天候に助けられた。ロープウェーは午後5時で運転終了なのでそのまま徒歩下山午後10時国道に到着した。二人とも満身創痍といった感じ。
 精神的不調を理由に会社を退職し無職になった彼、仕事、家庭の苦悩に日々苦労している私。それぞれの人生に対し今日の山登りは良い刺激になったと無事下山出来た今となっては、そう思う。そして明日からまた、我々は自分の人生というそれぞれの山を登り続けるのだ。
 
 
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